全身の健康状態や口の中の状態を調べることにより、インプラントの手術をしても大丈夫かの診査を行います。十分な診査と綿密な治療計画を立てた上で、患者さまに合わせた治療をすすめていきます。
CTスキャンで骨の状態を確認し、歯根を入れる位置を決めます。
歯が喪失した部分の歯茎を切って、あごの骨にドリルで穴をあけ、インプラントを骨の中に埋め込みます。骨と結合する性質のあるチタンという金属が材質として多くつかわれています。30分~1時間で済みます。
インプラントを埋入したあと、歯肉で覆い、オッセオインテグレーション(インプラントと骨が結合すること)が得られるのを待ちます。この間は仮の義歯を使用することができます。
歯肉の治癒後、上部構造を作るための型取りをします。まずはインプラントの固定性の仮歯を製作し、2~3か月使用して頂きます。この時点でほぼ何でも噛める状態になります。実際に仮歯を使用して頂いた状態で、かみ合わせや清掃性などが最善かどうかの検証を行い、完全に不具合がない状態を確認した後、最終的なインプラント上部構造(セラミックの歯)を製作します。